湯浅 直樹さん

ゆあさ農園

生産品目
有機生梅、有機梅干し、有機キウイフルーツ
販売
ゆあさ農園・直売所、電話注文

永井 正人さん

国内外の塩15種類で作る梅干し

ゆあさ農園が手がける梅干しは“超こだわりの有機梅干し”全15種類。有機生梅を、希少な塩で漬け込み「ここにしかない梅干し」を作る。国内外選りすぐりの塩は、伊豆大島・海の精、石垣の塩、沖縄の青い海、佐賀の一の塩、沖縄・ちゃたんの塩、秋田・男鹿の塩、フランス・ゲランドの塩、キリバス・クリスマス島の塩、ボリビア・ウユニの塩、福建省の塩田、国産の天日結晶塩・海の晶。また、同園の梅酢から採取した梅塩で漬け込む「二段仕込み」に、平成9年漬け込みのヴィンテージ物の梅干しまで、「誰も作れない、やっていない梅干し」が並ぶ。「手塩にかけた子供のような梅干しだから、つながりのある方に食べてほしい」と就農以来ずっと電話注文と直接販売にこだわっている。

就農とエコロジー生活の実現

代々続く農家の長男である湯浅直樹さんは、元はエンジニア。大手電機メーカーで働きながら青年団のボランティア活動に参加。合成洗剤の追放運動や食品添加物、農薬、環境問題に興味は広がり、家業である農業に目覚めた。父の反対もあり夢の実現までに15年。就農すると、それまでの経験をフルに生かし自分の思いを次々に形にした。自宅や作業場など屋根という屋根に太陽光パネルを取り付け、農業に使う電気は自分で賄っている。剪定した大量の梅の枝を燃料にする「バイオモスボイラー(梅を燃すボイラー)」を設置、給湯と暖房に使用。地下80mから地下水を掘削し、梅の散水や洗浄・生活用水に使用する等、徹底したエコロジー生活を追求している。

農業もエコロジーも「面白い!」

「食もエネルギーも大切。エコな暮らしも含めて共感してもらえる人に、この梅干しを味わってほしい」という湯浅さんに妥協の二文字はない。有機農業研究会にも所属し、セミナーや研修での勉強も重ねている。梅畑に生えるマメ科の植物は、枯れて肥料になる仕組み。「草刈りをすればいいというものではないんですよ」。

毎年3月には恒例のお客様感謝の日を開催。梅干しや梅ぎょうざ、煮物やおにぎり、バーベキューの準備など、近所の若手就農者や親戚総出で取り掛かる人気の行事だ。抽選会の一等は“梅干し一年分”とファンにはたまらない商品を用意する。また、ゆあさ農園には、学生の農業体験や国内外からの視察、エネルギーの講演依頼も舞い込むこの頃。「自分の子供達には農業はやるなと言うんです。こんな面白い事、譲るわけにいかないですよ」と笑う湯浅さんは、雄大な自然を見方につけ、誰も真似できないような“農業エコロジー生活”を生き生きと実践している。

商品

商品剪定した梅の枝を燃料にする「バイオモスボイラー」

商品機材も太陽光で得た電力で動くなど徹底したエコロジー生活を追求している

基本情報

住所 〒370‐3345 高崎市上里見町2132
電話 027‐374‐2792