永井 保伸さん

永井農園

生産品目
生梅、梅干し、ねり梅、梅ジュース、梅ジャム
販売
市内・都内百貨店、ファームドゥ、ぐんまちゃん家、他

永井 保伸さん

シソの風味ひろがる完熟梅干し

 永井農園は、完熟梅を塩と自家栽培のシソのみで漬け込んだ、無添加、保存料無しの体に優しい梅干し作りにこだわっている。梅は、有機主体で減農薬栽培。「日光が好きな梅は、剪定をしっかりすれば消毒を減らせる」と永井保伸さんは話す。漬け込み塩分12パーセントは、知事賞をもらった経歴のある“おばあちゃんの梅干し”にならったもの。柔らかい果肉の程よい塩梅の梅干しで、口にふくむとシソの香りがふんわりと広がっていく。

先代から受け継ぐ心意気

 永井農園は東京ドームの1.2倍(6町歩)の敷地に1200本もの梅の木を所有する大農家。2代目・保伸さんは脱サラし、2010年に就農。ほぼ未知数だった梅栽培を、父親の佐保(すけやす)さんについて一年間みっちりと学んだ。「もっと教えてもらいたかった」と亡き先代を思う保伸さんにとって、佐保さんが残してくれた農業日誌は、日々の行動指針となる永井家の家宝だ。「全国2位の生産を誇る高崎の梅。絶やしちゃ勿体ない。父は梅をジュースに加工したり、アイデアマンで行動力のある人だった。やり方次第で好きなことができるのが農業。美味しいものをお客さんに提供したい」と農業への思いを語る。

梅の加工品を広げたい

 そんな保伸さんは、梅の加工品を充実させていくことが目下の目標だ。梅干し、ジュース、ジャムなど様々な用途がある梅。昔からある食材だが、加工品はまだまだ少ない。永井農園の梅ジュースは、完熟梅の色と果肉が味わえる梅の魅力が凝縮した逸品。ドレッシングやピューレ、ゼリーなど、今後の新商品開発が楽しみだ。

 従業員11人を抱える永井農園は、生産から加工、販売まで一貫して行う。梅干しの一部商品は、都内百貨店で定番化し、毎日出荷作業が絶えない。「農家も機械化が進み、重労働ばかりではない。6月の最盛期は“デスマーチ”と言うほど忙しいが、それ以外は比較的のんびりできる。興味ある若者にはぜひ、挑戦してほしい」と永井さん。より収穫量が上がる作業効率のよい栽培方法の視察も仲間と計画中だ。「後を継いでくれる人のためにも、色々試していきたい」と箕郷の大農家の社長は意欲を燃やしている。

商品

基本情報

住所 高崎市箕郷町富岡1350
電話 027-371-3684
Mail nxcoupe1800@kvd.biglobe.ne.jp
ネットショップはこちら http://store.shopping.yahoo.co.jp/nagai-farm/