山口初男さん、仁子さん

山口農園

生産品目
ブドウ(巨峰、藤稔、シャインマスカット、高妻、ブラックビート、紅環、天山など18種類)
販売
山口農園、吉井物産館ふれあいの里

山口初男さん、仁子さん

高崎の隠れた名産品

 高崎市ふるさと納税返礼品にも選定されている山口農園のブドウは「粒の大きさ、見た目の美しさ、驚きの甘さ」と3拍子そろった高崎の隠れた名産品だ。巨峰やシャインマスカット、藤稔(ふじみのり)など18種類ものブドウを栽培している同農園。「高崎にこんな立派なブドウがあったなんて」と市の担当者に驚かれたという程、山口初男さん、仁子さん夫妻が育てるブドウは宝石のようだ。

 毎年8月中旬から9月下旬の最盛期になると、北は北海道から南は沖縄まで全国から注文が殺到し、連日配送に追われる日々となる。贈答品として頂いた人が「私も使いたい」と連絡をくれるのだという。

夫婦二人三脚で手掛けるブドウ栽培

 米麦酪農を営んでいた初男さんの父親が、人に勧められ思い切って牧草地をブドウ園に変えたのは35年程前。会社員の初男さんは週末に手伝い、仁子さんは退職して15年間、父親と共にブドウ栽培に携わってきた。「二代目は私ではなく妻。私は定年後、妻に教わってやっているんですよ」と初男さんは仁子さんの労をねぎらう。自宅の庭に春と秋の2回、何種類ものバラが咲き乱れるのも仁子さんの手によるものだ。手入れされた庭から、仁子さんが心から草木を愛していることが伝わってくる。

 そんな初男さんも「趣味はブドウ作り」と言う程、それまでゴルフや魚釣りに費やしていた時間を今は農作業に当てている。「剪定や消毒、ビニール張り…ブドウは一年中やることがありますが、手を掛ければ掛けた分だけ応えてくれる。青々としたブドウがなる5月は森林浴のようですよ」。実りが悪い枝を「切ってしまおうか」と言うと、「ブドウの木が聞いている。子供と同じ、褒めて育てないと」と仁子さんに諭される。「確かに残した樹が一番良い樹になるなんてことがあるんですよ」と初男さんは笑う。

付加価値の高いブドウに

 そんな二人の夢は「より付加価値のある高品質のブドウを作ること」だ。二人で山梨のぶどう研究所を訪ね、新種のブドウ栽培の研修を受けるなど研鑚にも余念がない。庭先の日除け用に植えられた紅三尺(べにさんじゃく)は、房が90センチにもなる品種だ。「来年にはお客さんに手でつまんで食べてもらえると思いますよ」―。山口さん夫妻の愛情が一心に注がれて、高崎産ブドウはより一層甘さを増している。

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基本情報

住所 高崎市吉井町岩井639
電話 027-388-4325