武藤真堂さん

農業生産法人 (有)ホウトク

生産品目
生産品目 キャベツ、白菜、玉葱、干し芋

武藤真堂さん

農業で、働く人と社会を豊かにする挑戦

 「農業を会社組織として普通の仕事にしたい―」。武藤さんは会社員を経験後、平成18年、家業である農家を継ぐと同時に“農業で働く人と社会を豊にする会社”という理念を掲げ、農業法人㈲ホウトクを設立した。現在7人のスタッフで野菜の生産を行っている。会社員時代から「反骨精神が強かったと思う」という武藤さんは、各種セミナーや研修で自己研鑚にも努めてきた。大変な農業経営に解決策はないかと先達を訪ね、農業の可能性を探った。その結果「農業は雇用を生み出し、消費者に野菜を届けるサービス業」という思いに至り、「農業は色々な取り組みが可能」と様々な挑戦を続けている。

農業と福祉の連携、インターネットビジネスも視野に

 ホウトクの取り組みのひとつが“ソーシャルファーム”だ。障害のある方などに雇用を創出するビジネスモデルで、県内4ヶ所の福祉事務所と連携、『いっしょのやさい』というブランド名で市場に供給し、大きな成果を収めている。今後は小さな福祉施設との連携にも取り組み、広げていく考えだ。

 また、農業法人としては異例のアマゾン・ネット販売事業を一年程シミュレーションとして手掛け、ノウハウを学んだ。現在、収穫した野菜の六次産業化を視野に野菜の加工工場を設置、今後ネット販売を行う計画も進めている。

野菜作りは純粋に楽しい

 「種を蒔き、汗をかいて、野菜を収穫することは、純粋に楽しい」これが、武藤さんの農業の原点だ。その先には、お客様の喜んでくれる顔がある。重労働を伴う農業は高齢化で辞めていく農家も多い中、特に大変な収穫に関して、同社の人力を提供する事業も行っている。「荒れ地にしたくない」という農家の声は多く、若いスタッフの力がこれからの日本の農業には必要と感じている。

 そのためにも「若者が頑張れる仕組みを作りたい」と語る武藤さんは、「ここまでこられたのは地域の方の協力とお客様のお陰。先輩の応援、時代の後押しにも感謝している。社会貢献できる会社として確立させたい」。常に会社理念に立ち戻り、武藤さんは次世代農業の在り方を模索し、挑戦し続けている。

商品白菜やキャベツはコンビニの弁当の惣菜用として流通している。

商品収穫前のキャベツ畑の前で

商品

基本情報

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