小松茂樹さん夫妻

こまつ農縁

生産品目
お米ヌードル、古代米おかき
販売
ビオスク(中居町)レガーロ×レガーレ(下里見町)鈴木酒店(保渡田町)

小松茂樹さん夫妻(こまつ農縁)

雑穀のパワーで日本人の食生活をより豊かで健康に

 郊外での自給自足を中心とした農的暮しの実践から、21年のサラリーマン生活に区切りを付け就農した小松茂樹さん夫妻。農家として生計を立てることを考えた時に、多くの先達がいる野菜では勝負できないだろうと、自らの食生活に取り入れていた玄米や古代米、雑穀を作っていくことを決めた。「ヒエ」「アワ」「キビ」など、貧しい食事というイメージで敬遠されることも多かった雑穀が、今、優れた機能を持つ体にいい食品として見直されている。米と比較して、食物繊維やタンパク質が豊富で、鉄分、マグネシウム、カリウムなども多く含まれる。米や小麦アレルギーの人でも食べられるアルカリ性穀物だ。

 健康志向の高まりで消費量は少しずつ増えているが国産の雑穀はまだまだ少ない。中でも無農薬のものとなると国内消費量の3~4%。小松さんも無農薬栽培に取り組む一人だ。最近は一時的なブームでなく、食生活の中に定着しつつあることを実感している。食べ方は、ご飯にまぜるだけでなく、雑穀をおかずとして調理するレシピも見られるようになってきた。

 現在、加工しているのは主に米。きっかけは、自宅で米粉にして子どもが好きな麺を作ってみたら好評だったから。本格的な加工所を探したときに、添加物を使わないメーカーと出会うことができた。太麺と細麺の2種類を作り、市内のビオスク(中居町)、レガーロ×レガーレ(下里見町)、鈴木酒店(保渡田町)などの自然食品を扱うお店で販売している。古代米の黒米と赤米を使ったおかきも子どもが大好きなお菓子。これも商品化には米油と天然塩のみを使用している加工所に委託している。「自分たちが食べたいものを作る」という基本的な考え方が、小松さん夫妻にはある。加工についても家族が食べて美味しいものを作るという姿勢だ。

 今後は、雑穀の良さを多くの人に知って欲しいと考えている。おかきにも雑穀を混ぜた商品づくりや収穫と料理教室をセットにした農業体験なども実施していきたい。まだまだ就農2年目だが、雑穀のパワーで高崎の農業の新しい魅力を発信していく。

商品

基本情報

住所 高崎市箕郷町富岡1691-3
電話 027-333-3760