利波浩樹さん・尚子さん

利波浩樹さん・尚子さん

つくっているもの

中玉トマト、ほうれん草、にんじん、大根など

買えるところ

フレッセイ、らでぃっしゅぼーや(くらぶち草の会経由)

無農薬栽培で品質向上、安定出荷を目指す

2006年に就農した利波さんご夫婦。年間6種類の野菜を生産しています。就農当初から無農薬栽培にこだわり、試行錯誤を繰り返してきました。ときには作物が全滅してしまうこともありましたが、対策として、生産品目を減らし、一つ一つの品目に対して、十分に手をかけられる環境づくりに取り組んでいます。

「今、世の中に出回っている無農薬栽培の作物の品質は向上していますが、それに負けないものを作りたいです」と話す浩樹さん。無農薬栽培では難しい“安定出荷”を目標としています。

農業に携わるきっかけは自分のお店を持ちたい気持ちから

浩樹さんは大学での企業研修の体験から、企業に就職するより、自分で何かを事業を立ち上げたいと考えるようになりました。数ある選択肢から選んだのは、自分の作った食材を使用するお店を持つこと。その夢を実現させるために、まずは就農を目指し行動開始。多くの住み込みの農業体験をし、農業に関する知識をできるだけ吸収しました。

最初の研修先は、自家栽培の小麦や野菜を使用するパン屋でした。そこで学んだ、『自分で生産した安全なものを提供する』というこだわりが、浩樹さんの目指すところとなりました。

倉渕を選んだ理由

その後3年間にわたり様々な場所で研修を体験した浩樹さんは、倉渕での就農を決断。様々な候補地がある中から、地縁のない倉渕を選んだのは、販路のバックアップ、農業の勉強会の充実など、新規就農者にとって魅力的な環境が整っていたから。

また、土地も家も探しやすかったことも大きなポイントとなりました。現在は、農業の方に面白味を見出し、集中しているところで、お店の取り組みはまだまだ先の話。現在も、夫婦二人三脚で農業に全力で尽くしています。

利波浩樹さん・尚子さん

利波浩樹さん・尚子さん